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2009.09.10

感想Aブロック

 こちらは「覆面作家企画4」への参加作品を読んだ感想です。推理はなしですが、どなたの作品かは確認せずに読みました。
 ネタバレ、主観ありますので、ご注意のほどを。
  ↓

A01 締切直前における特定の覆面作家企画4参加希望者の漸近線的記録あるいはマグネシウム燃焼時的アイデア
 このタイトルがしょっぱなに置かれたのは、ネジ子さんの采配なのでしょう、きっと。たまげました(笑)。内容は、ひょっとしたらそうかな~と思うものでしたが、どこまでがフェイクなのか、いや、多分全部だろうとかって深読みできるエピソードがいっぱい盛り込まれていて楽しかったです。思わず後書き拝読に行きました。

A02 □□■□□   □□□■□
 タイトル読めませんでした(笑)。気付かなかったよー。情景描写が少なくて戸惑いましたが、徐々に掴めました。可愛いけど淡々としてて、しかも最後に謎かけの言葉。アスは明日。扉は、これは開かないと思われますが、それを明確に示唆している記述が見つけられなくて残念。この方なら、ちゃんと書いてある気がするのにな。

A03 アガトの巡礼
 読み終わって一言、ああ、好きだな~って思いました。強さが好き。この世界が好き。生きる力が好きなのだな私。すがることより、我が身を鍛えよ、と。でも穴に飛び込む人の群れに自分を見つけた気がして、ぞくりとしました。

A04 クロランドの流れ矢
 え、いや、ちょっと待て、ミロイの立場は!?(笑) テンポ良くてセリフもキャラも軽快で起承転結も明快。気持ちいい読後感だっただけにミロイが……あ、そうか。シキちゃんのホラか!!!

A05 狼は邪心を知る
 前半の雰囲気に酔いしれていたので、段落かわってブッ飛びました。マジですかっ。ここまで180度使い分けられると、作者当ても難しかったでしょうね~; ところでタイトルと本文との関連性が見つけられませんでした。読み込みが浅いな;

A06 たとえ何があっても
 友情ですなぁ。ここまで惚れ込める相手ってのは、なかなかないよなと思います。彼が煙たがられてる理由も分かるけど、そうまでしてもついて行きたいと思わせるエピソード。演習状況の細やかさもツボでした。

A07 ドM道
 すでにタイトルで打ち抜かれていましたが(笑)、拝読してさらにタメ息でした。良かった。設定の奇抜さに内心で爆笑でしたが、よもや締めくくりでしんみりさせられてしまうとは。深かったです。兄弟の名前もとっつきやすくていい♪

A08 大都会の秘密基地
 ノスタルジックな物語ですね! いっぱい読んできたせいで「どこでどんでん返しが!?」と身構えていたのですが、素直に終わって後味すっきり(笑)。初々しかったです。

A09 空の果て、あの道に
 最初、名の持つ印象と舞台がそぐわなくて戸惑いましたが、過去に戻って筋道がほどけて来ると、今度は不安が(笑)。なんでこの幸せそうな過去が、あんな現代に? という辺りをばっさり省いてあるのが潔くて巧い。荒廃した目に映る空が眩しい。

A10 月のゆりかご
 前半に違和感たっぷりで「水があれば町は栄える、よ、ね??」と不思議に感じていたら、そういう展開だったとは! 選択した道にも辿り着いた先にも人間らしさ溢れる、たくましい結末でしたv

A11 かえりみち
 似た話を書いたせいか(苦笑)、これは、そうだろうなと分かりました。が。分かること前提で書き綴られ、しかも後半には、こう来たかーと少しビックリで、いい意味でやられました。お彼岸とは、生者が死者を忘れない為の儀式ではないかと、今さらながらに思います。

A12 もんどう
 ああ、これヤバい。ここに盲管さんがいたら、これがそうかと思うところだ(笑)。最初の段落がどうしても読めないけど、次を見たら同じこと書いてあったので、これは段々理解できる文字になっていくなと思って文章を全体的に眺めていたら、37でコレですよ(笑)。本当、ナマヒョウホウハケガノモトでございます。読むのも戦い。

 面白かったですvv

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